ガラス塗料の特徴

ガラス塗料コートシステムとは、常温でガラス化する『常温ガラス』と呼ばれる新素材を用いたコート施工です。常温でホーロー化するコーティングが実現できるため、耐候性や防水性、耐汚染性など優れた効果を出す事ができます。ガラス塗料コートシステムにより、専用のプライマーも開発できました。

これまでガラスコーティング効果が発揮できなかった有機樹脂等にもコーティングすることが可能になりました。石油化学製品は有用な製品を提供するとともに、水質汚染・大気汚染・土壌汚染など様々な問題を引き起こしてきました。ガラス塗料とその施工は完全無機質であるため、今日直面する地球環境問題へのソリューションとしてご提案したい商品です。

食品衛生法適合品

適合する10高セ
食品衛生法・食品添加物等の規格基準(財団法人科学技術戦略推進機構)
第0-1804号及 試3349号
厚生労働省告示(高分子試験・評価センター)
※経済産業省・工業標準化法に基づく指定検査機関 厚生労働省 食品衛生法に基づく指定検査機関 第370号

各種機関の認定・指定

第11不燃材料
国土交通省告示 第1400号
車両燃試 14-244K 判定 不燃
鉄道車両用燃焼試験(社団法人日本鉄道車両機械技術協会)

ガラス塗料の効果試験

試験項目  試験条件  試験結果
付着性 JISK5400基盤目テープ法 100/100
硬度 鉛筆引っ掻き硬度 9H
付着強さ 建研式引っ張り試験 (鉄板) 35.3㎏ f/
耐水性 水道水浸漬50℃×200時間 異常なし
耐湿性 50℃×RH98%×240時間 異常なし
耐酸性 5%H2 SO4 液浸漬1ヶ月 異常なし
耐溶剤性
ラピングテスト
MEK 500グラム×10往復
ラッカーシンナー 500グラム×10往復
無鉛ガソリン 500グラム×10往復
異常なし
異常なし
異常なし
耐候性 スーパーUVテスター14000時間 異常なし

コートシステムの主な用途

対象物 コーティング効果
耐候性/防錆性/耐酸性/耐摩耗性/絶縁性/耐汚染性
アルミニウム 耐候性/耐酸性/絶縁性/耐汚染性/傷防止
ステンレス 耐候性/高温耐/酸性耐/汚染性傷防止
塗装面 耐候性/耐汚染性/防かび性/環境ホルモンの流出防止
コンクリート、モルタル、など 耐候性/防かび性/耐酸性
木材 防湿性/防虫性
防湿性/防虫性
繊維 防湿性/防虫性
樹脂 耐汚染性/環境ホルモンの流出防止/ハードコート
耐化物 耐熱性/溶融金属離型性

有機樹脂塗膜にも密着する施工を実現

ガラス塗料の場合は、御影石、大理石、磁器タイル等無機物に密着します。また、専用プライマーを併用した場合、有機樹脂にも密着させることが可能になります。
その他、ウレタンやアクリル・エポキシ・シリコーン等様々な素材に当商品をお使い頂くことができます。

プライマー

落書き防止工事

ガラス塗料を塗装すれば、塗布面がホーロー化し防汚効果が発揮されます。写真はガラスコートされた橋梁に落書きされ、地元ボランティアが拭き取っているところです。簡単に落書きが取れています。

落書き ガラス塗料による対策

トイレガラスコート工法

ガラス塗料は劣化した磁器タイルを再生。またモルタル目地もガラスコートされるため臭いもせず清潔です。また新開発のファインクリスタルプライマーを施工することにより、磁器タイル面にも施工可能、着色できます

  • トイレガラスコート工法 工事前

トイレガラスコート工法

  • トイレガラスコート工法 工事後

トイレガラスコート工法

屋根ガラスコート工法

カラーベストのアクリル塗料は通常5年で劣化、剥がれ出します。写真の屋根にガラス塗料施工、10年経過しても全く劣化してません未施工の外壁が黒ずんでいても屋根は色落ちしてません。

  • 屋根ガラスコート工法 工事前

屋根ガラスコート工法

  • 屋根ガラスコート工法 工事後

屋根ガラスコート工法

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